犬の病気 脳神経系の病気 トキソプラズマ症

トキソプラズマ症

トキソプラズマ症とは、原虫「トキソプラズマ」が寄生する事により起こる病気で、動物のみならず人間にも感染する可能性のある感染症です。

トキソプラズマ症の原因

トキソプラズマ症の原因は、トキソプラズマに感染している豚や鶏などの生肉の摂取や、感染した猫の便との接触、ネズミの捕食などの感染から起こります。

トキソプラズマ症の症状

トキソプラズマ症の症状は、肺や肝臓、神経が冒される為、下痢や発熱をはじめ、呼吸困難やけいれん発作などを引き起こします。

トキソプラズマ症の治療

トキソプラズマ症の治療方法は、抗生物質の投与、体内の感染源を駆除する事などが有効です。また、下痢や発熱などの諸症状に合わせた治療も行います。

トキソプラズマ症の予防

トキソプラズマ症を予防するには、犬を感染源に接触をさせないよう気をつけることが大切です。
トキソプラズマ原虫は熱に弱く、加熱すれば死滅しますので、食器などの熱湯消毒、食材の十分な調理などを心がけましょう。日頃から、犬の生活環境を清潔に整える事が大切です。