ペット保険の種類
一言にペット保険と言っても、保障の種類からペット保険会社の形態までタイプは様々。
この項目では、保険の基礎知識として、現在国内で取り扱われている、ペット保険商品の種類や保険会社のタイプについて説明します。
ペット保険、補償の種類
・定率保障型・・・
治療費に対して、一定割合の保障を行うもの。例えば、治療費の5割を保険でまかない、残りは自己負担となります。私達の「健康保険証」がこれに当たります。・定額保障型・・・
治療費に関係なく一定の金額を保障してくれるもの。私達の「生命保険」がこのタイプです。・実額保障型・・・
決められた限度額内で、治療に要した費用が全額支払われるもの。私達の「損害保険」のようなものです。その他、保障範囲によっては、
・予防接種、不妊、去勢手術に対して支払われるもの
・がんと診断されたら給付金が支給される、がん保険を含むもの
・死亡時に見舞金が出るもの
・第三者に咬み付きケガを負わせた場合の見舞金が支払われるもの
・ペットのしつけや、健康相談などができるもの
などのサービスがついている商品もあります。
保険取扱い業者により異なりますが、保険料は相場で、月額約2000〜5000円程度です。
別途入会金が必要の場合もあります。
ペット保険会社の種類
・損害保険会社・・・
金融庁の許可を受けて営業している保険会社を言い、一般的に補償金額は高めに設定されています。また保障期間も長めです。
・小額短期保険会社・・・
商品の金額が比較的低めで、保障期間も短くなります。・共済会社・・・
一時期「ペット保険」として定着していたのは、この共済タイプですが、2006年に制度改定が行われました。
現在は、保険会社や「小額短期保険業」として許可を受け、営業している会社が増えて来ています。